その玉はお守り。無くさんといて。
困ったら、ウチを探しに来てな。
その玉はお守り。無くさんといて。
困ったら、ウチを探しに来てな。
(No.429 – ムウマージ)
錦 (ニシキ)
錦 (ニシキ)
浪人。出自は本人にも分からず、どうも捨て子だったらしい。
人を食ったような性格で、今ひとつ表情が読めず、 他人をからかうような言動が目につくが、その芯はいたって真面目。
◇一人称
ウチ
◇二人称
お前さん
◇好き
花札・すあま
◇嫌い
差別・理不尽
◇特技
手先が妙に器用
言動からは想像しにくいが、慈愛に満ちた性格をしており、行く先々で人に手を差し伸べては器用に解決していくため、その活躍を知る者からは名前も相まって『福の神』とも呼ばれている。
錦の旅の目的は異能者達を救うこと。苦しい境遇に置かれがちな異能者達の感情を鎮めるため、感情のブレを抑える念を込めた紅白の宝玉をお守り代わりに配り歩いており、いざという時には自分のもとに訪れるよう声をかけてまわる旅をしている。
異能者は人間に対する憎しみを忘れ、人間は異能者への恐怖を忘れ、いずれは異能者と人間が分け隔てなく共生できる世界を望んでいる。
なお、錦が所有している能力は、匕首(アイクチ:懐の鍔の無い短刀)で描いた円から超自然現象を呼び起こす能力。円はワープホールのように穴が開き、そこからは異界の風や引き込むような闇、心を掻きむしるような悪意、血も凍る冷気などが溢れだすという。
旅先では賭け事で日銭を稼いでいる。異常な強運で荒稼ぎをするが、実際はすべてイカサマである。
(翡翠編 1/6)
人間の過ちによって呼び出された、大きなムカデの怪物。
怪物は六人の異能者の活躍により鎮められ、脅威は去ったが、その後数カ月に渡り、異能者による人間狩りが相次いでいた。
その中心には錦の姿があった。久しぶりに旅の仲間に出会った錦は、悲しげな声色でゆっくりと語り出した。
「もうだいぶ前になるけど。大ムカデの一件あったっしょ?どうも『普通の人間』というヤツらにとって、ウチら『異能者』との共生とはあのような形を指すらしい。お前さん方、あれが共生に見えるかい?
都合の良い時だけ異能者を『強大な力を持つ者』として囃し立て、物事の解決にぶつける。それ以外の時は、自分たちの安心した暮らしを守るために柵の外に追いやっておく。まぁな、怖いもんな。
…あのな。もう限界なんよ。呆れ尽くしたんよ。
ウチはな、ずーっと言ってきた通り、異能者達に居場所をつくりたいんよ。力が強すぎて危険性があるからって、生まれた時から除け者ってのは理不尽っしょ?だから、旅の先々で出会った異能者を集めて一つの集団をつくったんよ。
そして、やりたいことがもう一つ。異能者にとってこの世界を住みやすくする。そのためには、異能者が『異』でなくなればいい。簡単な理屈よ。『普通の人間』と『異能者』の比率が逆転すればいい。
人間狩りはウチらのせい。つくったのは異能者の殺し屋集団『夢魔一族』な」
願わくば、普通の人間と共生したかった。
一族の誕生は、同士達を守るために仕方のないことだった。
もし、彼のつくりあげた一族が滅ぶ時が来るならば、それは彼にとって幸福なのかもしれない。
朧(オボロ)
それほど関わりは無いが、錦が集団で旅を するようになったのは朧がきっかけである。 正直、力不足なんじゃないかとは思ってる。
七(ナナ)
自分を封印「してくれた」存在。 錦が封印され意識が遠のいていく中で、 七に抱いた気持ちは「感謝」である。
顎(アギト)
「このような人間が多く存在すれば、 互いに差別せずに済む世になるだろう」と 考え、心底可愛がっていた。
黛(マユズミ)
規模こそ小さいものの、自分より先に野望を 達成していた人物として尊敬していた。 自分の集団が取り込まれるなら本望である。
弐式
別に殺し合いをしたかったわけじゃない。 殺し屋の集団なんて必要のない世になれば… その願いは彼の子孫によって叶えられた。
名前の由来について。
子孫である弐式との血縁から。「福の神」の設定より。 詳しくは子孫のストーリーもご一読いただけると幸いです。
マージ居てくれ~と祈っていたら無事に墓場でエンカウントした オヤブン枠。オヤブンだったので彼も集団のボスとしました。 裏ボスで最後まで唯一生き残った主人公枠です。
プロフィールに出現する「ムカデ」はLEGENDSにおける ギラティナのことです。自分たちは異能者(ポケ)でありながら、 普通の人間たちの身勝手な行動で生み出されたムカデ騒動に 振り回されているうちに、すっかり疲れてしまった模様。 心がまっすぐで行動力があり筋が通っている人間であるほど、 それが崩れた時に正反対の方向への巨大なエネルギーとなるという。
また、弐式のプロフィールで滅ぼされた夢魔一族こそが、 錦が作り出した異能者集団の末裔と一致します。 先祖が苦しみの末に生み出してしまった、人間に復讐を誓う 異能者集団もとい殺し屋集団。そこにトドメを刺した弐式は、 やはり福の神につかわれる者だったのかもしれません。
当の弐式本人が夢魔一族に憧れを持っていたのがネックですが…

