そうだ!キミもおいでよ。
きっとみんなが幸せになれるから…!
そうだ!キミもおいでよ。
きっとみんなが幸せになれるから…!
(No.311 – プラスル)
イクス
イクス
セレクトショップ「9uilt」の代表取締役。
いつだってプラス思考。純粋でさわやかで明朗快活。
誰かと一緒に何かをするのが好きな彼が掲げる企業理念は「みんなで力を合わせて、働く喜びを分かち合おう」。
◇一人称
ボク
◇二人称
キミ
◇好き
皆で何かをすること
◇嫌い
空気を読めない人
◇特技
マーケティング
「9uilt」は観光者向けの免税店。読み方は9を小文字のqに見立てて「キルト」。世界の境界線が希薄な地域に、一軒だけ構えられた大きな店。「ここではないどこか」の存在を薄っすらと感じさせるその地域には、実際に別の世界の住人が迷い込んで来ることも。
そんな人たちに、旅先でも「いつもの生活」を送ってもらおうという願いを込めて建てられたのがこの店である。世界から取り寄せた主食の缶詰、色々な神様の聖書、遠い国の有名デザイナーが手掛けた作品など、入手元こそ不明だが、膨大で幅広い品ぞろえが売り。
行動力に溢れており、大企業のトップでありながら、自分の足で現地に赴き、自分の目で見て判断することを大切にする。
彼が信じている価値観は「自分と社員は一心同体である」「奉仕の心をなによりも大切にすること」。
そして、自分のビジネスを心から信じ、心から愛している。
双子の弟が居る。
「資本主義社会の現代において、ビジネスこそ天下泰平をもたらす唯一の手段である」という独特な価値観を持つ家庭で育ち、彼自身も例外なく染まる。
人と人とが繋がることは万人にとって幸せであると信じており、ビジネスを通じて人と繋がるため弟と共に「9uilt」を創立した。
「自分と社員は一心同体」「奉仕の心をなによりも大切に」これら二つの価値観に心酔している彼は「奉仕のため、自分と同じように社員の身も心も捧げる」ことを厭わない。なにより「自分のビジネスを成就するためなら社員も喜んで心身を捧げるだろう」と信じ込んでいるため、社員を湯水のように使い捨て、人を消費する力で経営を拡大していた。
彼の仕事振りを見ていた弟のシックスは、「コストを抑え、必要最低限の力で成し遂げる仕事」を求めるようになり専門的な知識に特化した社員を引き抜いて別会社の開業を試みた。
しかし、これを察知したイクスは「人と繋がることを蔑ろにした」と判断し、シックスの社会的資産をすべて奪った。
兄弟ともに自分のビジネスこそ正義だと信じ込んでいるため、自分のビジネスを相手より拡大することで資本主義の現代に平和をもたらし、この争いに決着をつけようと考えている。
実はイクス自身も「人と繋がること」を大切にしていながら、シックスを自分のビジネスから切り離した矛盾に気づいている。しかし、完全に軌道に乗った「9uilt」の経営指針を今さら変えれば、自分の理念を否定することになり、繋がった人を仕事の達成以外で失うことになるため、シックスを切り離した過去から目を背け、ビジネスに没頭した。この”過去から目を背け続けた”結果、ナナちゃんに喰われてしまった。
現在イクスは故人であり、この件を認知しているのは次の標的に選ばれたシックスだけ。
人知れずトップを失った「9uilt」は今も拡大を続けている。
名前の由来について。
シックス(6)・ナナちゃん(7)・イクス(ix=9)の三人で、数字をモチーフにしたなぞなぞ「Why is 6 afraid of 7?」「Because 7 ate(8) 9.」がテーマになっています。めちゃくちゃ複雑なのでどこか別項で語ろうと思います。
IXはローマ数字です。念のため。
呪われた双子とナナちゃんの話。最初から死亡確定ルートでした。
双子はビジネスにおける「少数精鋭」vs「大量消費」がテーマです。ここでは「大量消費」が負けていますが、どちらが正しいというのはたぶん無いと思います。個人的に人材を消費するタイプの方針があまり好きでないのでこんな結末になってしまいましたが。
シックスもイクスも自分のビジネスを本気で正義だと信じているので、どちらもある意味メタクソに悪いヤツだし狂ってます。
ちなみに性事情については総受けレベルでからっきしです。何やっても怖がります。
