時の流れに飲み込まれた忘れ物―
私が必ず見つけ出しましょう…!
時の流れに飲み込まれた忘れ物―
私が必ず見つけ出しましょう…!
(No.601 – ギギギアル)
レオン
レオン
裏通りの商店街、小さなビルに挟まれた、更に小さな薄汚れた建物―
「時の館」と呼ばれる、怪しげな事務所で働いている青年。
◇一人称
私
◇二人称
あなた
◇好き
演説
◇嫌い
裏方仕事
◇特技
コスプレ
外から見れば塾か不動産屋のような、ありふれた小型ビルに店を構える「時の館」は、時の流れに忘れ物をしたお客様の悩みを解決する、言わば特殊な探偵事務所のようなもの。
どこで無くしたのか、いつ無くしたのかもわからないようなもの、さらに言えば何を無くしたのかその記憶さえおぼろげなものまで、そこそこ高い確率で見つけ出す。その対象は「行方不明の人物」や「忘れられた人物」「逃げてしまったペット」のように、生き物も含む。
普通の探偵事務所や何でも屋と異なる点は、無くした時点が過去であればあるほど見つかる可能性が高くなるということ。曰く「時の流れを直接覗いて探す」ため、直近で行方不明になった人や物は、かえって見つかりにくいのだそう。
外装は地味、内装は占いの館のように暗くて宗教的で悪趣味、受付の少年とたった二人でこぢんまりと経営し、おまけに宣伝にもほとんど力を入れていないので、手腕のわりに来客は少ないが、クチコミだけでギリギリ成り立つ程度の信用はある。
その対応は若干うさんくさくて高圧的だが、話を進めていくと心身に聞いてくれ、時間とともにお客様の心は開かれていくのだそう。
もともとレオンはバリバリの仕事人間だった。
外資系企業の営業職に就いており、その巧みな話術と度胸で商談を成功へと導いた。
その会社は世界的な一流の大企業だったが、それがレオンにとってはかえって不都合だった。
プライドが非常に高く、自分を特別だと思っているナルシストなレオンは、自分の手柄が上司へ会社へと吸い上げられていき、世間的にはあくまで「会社の手柄」として扱われる現実に苛立っていた。かといって小さな企業に転職する気も無く、一心不乱に出世を求めて生きる日々が続いた。
そんなある日、思いがけない出会いが訪れる。
小さく汚い建物の前で、薄汚れた少年が倒れていた。仕事人間であるがゆえに、損得の意識として「情けは人の為ならず」を理解していたレオンは、たっぷりの下心を隠しつつ声をかけてみた。
少年は「時を司る神」だと言う。
自分の役職が向いていないことに絶望して死にたくなっていたが、神だから死ぬこともできないので自宅の前で死んだフリを堪能していた、とのこと。
言っていることは滅茶苦茶だが、親御さんに恩を売れるのではと思い、少年の相談に乗り始めるレオンだったが…
どうやらコイツ、本物の神らしい。
これは千載一遇のチャンスではないか?
この少年を思うがままに操れば、間接的に自分が神という唯一無二の特別な存在になれるのでは?
さっそくレオンは得意の技術で神のコスプレ衣装をつくるのであった。
名前の由来について。
カメレオンから。なりすましの象徴。
力を持っているように見えて、ただの口が上手い コスプレおじさんです。誰の損にもなっていない詐欺師がいたら… という発想の元生まれました。
次ページ以降で紹介する「カーマイン」の 心の支えになってくれる、頼れるコスプレおじさんです。 きっかけこそ利己的で打算的なものですが、 彼のその行為はほんのちょっとだけ世界を救った…のかも。
「時を司っているような見た目に見えて、その実そうでもない」 というコンセプトが先に生まれ、後からその設定に合う 原型としてギギギアルが選ばれました。 ギギギアルの実デ自体は、ディアルガと並んで goのほうでそれなりに活躍しています。

